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ハイフェッツ愛用のヴァイオリン

  連日よく冷える。それでも明るく日がさしている午前は清々しく、冷気の中にもどこか春の兆しが感じられる。
 29、30日に帰省した息子たちは、5,6日にそれぞれの勤務地に戻っていった。日頃忙しく過ごしている身には、この連休はいささか退屈だったようだ。親の側は、じっくりと骨休めはできたはずだと勝手に満足している。

 置き土産の中に、潮博恵:著『オーケストラは未来をつくる』があった。サンフランシスコ交響楽団だけを追ったも。名だたるオーケストラが運営に行き詰まっている中で、このオケの成功にその要因を探る。「テクノロジーを駆使し、市民と連携しながら、クラッシク音楽にイノベーションを起こしたマエストロとオーケストラの成功哲学」と帯文に紹介されてある通りだが、この著書の中で知ったことは、1742年製のグァルネリ・デル・ジェス(ダヴィッド)が、いまサンフランシスコ交響楽団のバランチックが使用していることだ。これはヤッシャ・ハイフェッツが愛用していた名器だ。2011年9月に、バランチックがこの楽器で、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾いている。さて音色がどのように書かれているかといえば、「まるで人間がはなしているようなパーソナリティを感じさせる音色と響き」であったという。サンフランシスコの外に持ち出すことは禁止されているので、聴こうとすれば現地
で出かけるほかはないようだ。所有はサンフランシスコのファイン・アーツ・ミュージアムだ。
 

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