美しさって不完全?

このブログは自分の存在証明でもある。「生きています」。だけどこのひとことだけではつまらないかな。それで、「書いてます」と付け加える。
なにも構えることはないのに、ああだこうだと、何かまともなことの一つも書かなければと身構えている自分は何だかおかしい。
近頃は、頭を、からっぽにする訓練をしている。そうすると心がすっきりとする。
こんどの土曜日17日は大向佐保さんが出演する「スオノ・ド・モリオカ」の第一回の演奏会がある。そして翌日日曜日18日の午後は、松見ヴァイオリン教室の発表会。あららら、日という字をこの2行で6つも使っちゃってる。まあいいじゃない。きょうは、ゆったりと、こうしてほとんどマンボウのような気分になって、何にも、どこにも気を遣わずにいよう。
ああ、このホオズキですか、200メートルばかり離れたお宅の庭にあったものです。なるべくは枯れた葉っぱが写らないようにしたのですが、おもえばおかしなことですね。枯れた葉っぱも、一見歪んでいると見えるほおずきだって、実はこのホオズキの全体の一部であって、実は汚い葉っぱや歪なホオズキがはいって初めてこの一本の完璧、完全なホオズキであるというのに、誰もかれもが、完全な写真を撮ろうとはしない。誰もかれもが、どれもこれをも不完全に撮っては、これは完璧だと賞賛する。きれいなもの、美しいものって、もしかして完全じゃないんじゃないの。
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