シンフォニエッタ・盛岡「チェロとヴァイオリンの調べ」
紅葉に囲まれたもりおか歴史文化館で、土曜日の午後2時から1時間、シンフォニエッタ・盛岡のトリオ演奏がありました。コンサートには出不精の夫も、なぜかシンフォニエッタには付合ってくれます。
コンサートは軽快な曲で滑り出し、トークは宮野ゆかりさん。会場が熱いかと再びチューニングする畑村さん。秋田出身の安保さん。「アイネクライネ・ナハトムジーク」、「愛の夢」、よかったです。そして昭和の懐かしさこみあげる曲の数々、コンサート直前に公園を散歩しましたが、すばらしい紅葉でした。演奏中、この紅葉が弦に乗って脳裡を流れておりました。「旅愁」からは会場と一つとなり合唱。室いっぱいの方々、座るところがなく立って聴いておられる方々とともに、久しぶりのトリオ演奏、楽しく聴かせていただきました。
トリオの方々は、それぞれに職業を持っておられ、その傍ら練習しては市民に音楽を提供してくださっています。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
このコンサート直前に、すこしのあいだ畑中美耶子さんが登場。本番までの間に方言でお話しくださったのですが、
・もりおか歴史文化館は65歳を過ぎると入館料無料。小、中生も無料。入場料300円。
・南部家には最後の将軍徳川慶喜の姉の松姫こと明子夫人が嫁いでおり、そのときの嫁入り道具がニ階の展示室に飾られている。嫁に来たといっても盛岡に来たわけではなく、水戸から南部藩江戸屋敷に来たわけだが、嫁入り道具は大切に保存されている。
・展示物は時節に応じて入れ替えるので、一回見たから良しとせずに何度でも足を運んでいただきたい。
・もりおか歴史文化館の入場者は30万人を超えた。
以上のようなお知らせがありました。
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コメント
シンフォニエッタ・盛岡(宮野) さま
畑村さんが、「事故はあります」と仰って、宮野さんが「事故はありました」とうけられた、これも面白かったです。演奏者の方々にとっては、演奏環境、或いは、演奏直前の運びも大きく影響するものかと思います。
会場に、聴き入っているぬくみというか熱気が感じられて、これも嬉しく思いました。身近にあって、音楽を楽しく提供してくださることは感謝です。写真は歴史館の方に許可をいただいて撮ったのですが、下手で申し訳ないなと思いつつアップいたしました。
これからも宜しくお願い申し上げます。
投稿: 中ぶんな | 2012年11月 7日 (水) 09時07分
先日はご来場いただきありがとうございました。
そしてこのようにコメントを掲載いただき、毎回うれしく拝読させていただいております。
今回の選曲は、チェロ2本をいかに聞かせるか!という選曲に力をいれまして、
「もりおか歴史文化館」を訪れる皆さまにお聞きいただきたくて選んだものばかりです。
昭和の歌にはほかにもたくさんお届けしたいものがあるのですが、限られた時間。。。
当日は、アドリブMCや緊張でズレた音などお聞き苦しい点があったことと思いますが、
満足いただけた旨の感想が寄せられたと館の方からうかがい、安堵しております。
また、こうした機会があるときは、ぜひ、ご夫婦で足を運んでくださるとありがたいですm(__)m
投稿: シンフォニエッタ盛岡(宮野)です | 2012年11月 7日 (水) 00時08分