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ロシア詩人オクジャワ「真夜中のトロリーバス」

 ロシア語の響きに誘われて、一曲なりともロシア語で歌ってみたいと、ロシア愛唱歌を開いてみた。一応はロシア文字と発音早わかりなどというページもついている。らしく歌うのはそう容易くはない。

 ページをめくるうちによい詩にであった。それがブラート・オクジャワ(1924~1997)の「真夜中のトロリーバス」だ。オクジャワの父は1937年にスパイ容疑で銃殺され、母も逮捕され収容所送りとなっている17歳で学徒兵に志願。10歳年下の弟と共に祖母に引き取られる。17歳で学徒兵に志願。2度負傷し生還。戦後トビリシ大学卒業、小学校の国語教師となる。処女詩集出版。自作の詩を歌う。1957年モスクワに上京。出版社に勤務。一般大衆の前で詩を歌うようになる。小説執筆もする。作品は、口伝えやテープの複製で広まり、ペレストロイカを促し、時代の価値観を変えた。彼の詩はソ連崩壊後、民主化運動のシンボルとなる。1997年、講演先のパリで客死し、モスクワでの葬儀は国民葬のようであったという。

      真夜中のトロリーバス

1、悲しみに打ちひしがれ 絶望に沈むとき
  ぼくは乗る青いバス 最終のトロリーバス
  ぼくは乗る青いバス ちょうど来たトロリーバス

2、真夜中のトロリーバス 街を走れ
  並木道まわりこんで 拾い集めろ
  並木道まわりこんで 夜の遭難者を

3、真夜中のトロリーバス 扉を開けて 
  乗客は君の水夫 命綱投げて
  乗客は君の水夫 冷えた身体あたためる

4、肩寄せ合い揺れるとき 悲しみを逃れ
  ぬくもりを感じながら 互いに黙って
  ぬくもりを感じながら 黙って揺れている

5、真夜中のトロリーバス モスクワを走る
  川のように街は眠る 悲しみ鎮めて
  川のように街は眠る 静かに静かに

             
 (山之内重美 訳詞)

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