雨降りでも暗闇でも
きのうの午後は珍しく岩手山がすっきりと雪の冠を見せていたが、きょうは終日雨となった。八幡平アスピーデラインも昨日で閉鎖、雪化粧をした山並みがニュースに映し出されていた。
近頃はテレビの引力が大きく、特に動物の生態を生き生きと追う「ダーウィンが来た!生き物新伝説」などは、ついつい最後まで見てしまう。唸ってしまうのは撮影の見事さ。ハイスピードカメラや特殊機材を用い、或いは生物の体にカメラを装着するなどして撮っているようだ。それにしても、スタッフの忍耐や苦労は並々ならぬものがある。捉えられているすがたは、ただただ驚きの連続だ。いまに多くの生き物たちが映像でしか見られなくなるかも、そう思うといよいよ貴重な映像に見えてくる。
きょうの午後は戦争映画だった。全体を見なければいえないことだが、人を撃つ、打ち抜きたい、そんな人物が映っていた。いやな気分になった。それでなくとも雨降りで窓外も重たい。たぶん結末は人間的に仕上げてあるか、或いは、哲学的な何かを考えさせる展開となっているかとも予測されたが、それ以上見る気になれなかった。
やはり音楽はいい。クラッシック、シャンソン、ポップス、ジャズ、演歌も時としてわるくはない。讃美歌などはやはり心がやすまる。たとえ眼が見えなくとも音楽なら聴くことができる。雨降りでも暗闇でも光がさすことがあるから不思議だ。
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