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最近の大信田時子さんの作品 & カンブルランの第九

10/1~15の水曜デッサン会の展覧会がありました。友人、大信田時子さんの作品です。撮るときに光ってしまいました。どうしようか迷いましたが、これもまたステキだと思われアップ。

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 わたしがmarusei さんとともに訪れたのは最終日。会場の喫茶ママは入れ替わり立ち替わり大勢の方々が観にきていました。

              ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 ここからはレコード芸術からのはなしですが

 10月号にシルヴァン・カンブルランのインタヴューが載っている。読売交響楽団の常任指揮者だ。年末には、読響とベートーヴェンの第九を演奏予定らしい。さまざまな指揮者の第九の解釈を認めながらも彼はいう。

「私は、ベートーヴェンの楽譜に書かれていることをできるだけ忠実に再現して演奏したいと思っています。例えば、テンポに関してもベートーヴェンが書いた通りのテンポでやるつもりです。聴き手によっては、早すぎると感じるかたもいるでしょう。でも私はベートーヴェンが求めていたテンポに忠実でありたいのです。ベートーヴェンは時間が経てば経つほど、モダンであると感じています。なぜなら、その様式、リズム、音色、楽譜のテクスチュアがいつまでたっても新鮮で、常に新しいものを発見することができるからです…」

 第九を聴くひとは多いけれども、第九のスコアは、オケにでも入っていなければ読まないだろう。ベートーヴェンの楽譜がどんなものかを窺うことができる。朝比奈隆は、若いころは独自の解釈で演奏したこともあるようだ。しかし晩年になると、楽譜に忠実に演奏している。これを私は単純に、作曲者の創意を尊重してのことと理解していたが、シルヴァン・カンブルランのこのはなしでやっとわかった気がする。

 グロール・レーベルから、カンブルランのベートーヴェンの交響曲シリーズが出ているが、この中の第九は驚きの第九なのだ。第九と一緒にシェーンベルクの「ワルシャワの生き残り」を入れたのだという。第九のすぐその後に「ワルシャワの生き残り」が始まり、その後に、第九の最後の40小節が続く。この解き明かしはつぎのとおり

ユートピアの世界を表現している第九では、最後の歓喜の部分で人類愛が高らかに謳われます。何故、その直後にシェーンベルクを演奏するかといえば、現実の世界では、まことに残念ながら、人類愛が存在しないことが多いからです。再び第九の最後の40小節を演奏するのは、人類愛が存在することを信じていきたいという願いからなのです」

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コメント

ありがとうございます。反射したレースのカーテンの窓が
案外面白く、他の絵の背景に使えそうですね。

投稿: 大信田時子 | 2012年10月17日 (水) 21時15分

大信田時子さま
今回の人物画すてきでした。御自分の絵をいつも条件の厳しい場所に掛け、皆さまのをよい場所に掛けておられますね。
わたしのカメラも買い替えのときかとは思っております。
ありがとうございました。

投稿: 中ぶんな | 2012年10月18日 (木) 17時21分

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