平和を願う人のこぼす安らぎ
なかなか打ちこみが進まない。この暑さで後頭部がマヒしてしまったか、ただただ眠い。
朝5時起きで近所の方と歩いて35分の距離の朝市に行ってみた。買い物というよりも、すこしでも涼しいうちに散歩しようと思い立った。
そして午前中は主人とパソコンショップに。手頃なコピー&印刷機、マウスを購入。とにかく暑い。帰る途中で食品2,3点買おうとスーパーに立ち寄ったが、木陰を選んで車を駐車。木陰が作り出す温度差に、もっと至るところに樹木を植えるべきだと痛感。
夕刻になって、またまた不安なニュースが。中国人によって日本大使の車の国旗が盗られたというのだ。からかっているのか、侮辱しているのか、挑発しているのか。重たいできごとだ。
ここで満州で、中国侵略という体制のもとでではあるのだが、本気になって中国の人々を大切にし中国との平和の実現をめざそうとした岩手出身のふたりの人物を思い起こす。ひとりは満鉄に入社した長男とともに渡満し、満鉄厚生会館で仕事をしていた梅村保。そしていまひとりは協和会で働いていた三田善右エ門だ。同じ吉林に暮らしながら、互いにその存在を知ることはなかったようだ。もしかすればこのように五族協和を純粋に信じた人々はまだあったかもしれない。
満州は崩れ去ったけれども、一時期このような人々が岩手出身者の中にあり、かの地で中国の人々に誠心誠意尽くしたことを知り、いくばくかの安らぎを得ている。
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