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亡き姉妹に捧げるレナード・バーンスタイン指揮マーラー:交響曲第2番『復活』第5楽章

 昨夜、教会のY姉妹が亡くなられた。國光ひろ子牧師にお聞きしたところでは、ミッションスクールで学ばれたことが信仰の端緒であられたらしい。
 一時期心理的に彷徨ったこともある私などとは比べものにならないほどに、最初から真っ直ぐで、あるべきところに心をも置かれた信仰を貫かれた御生涯であったと思う。残念ながら個人的にお話する機会が少なかったことが惜しまれる。彼女の死に向かうなら、これから先はすこしでもまともに生きなければならない。彼女は復活するだろう。一度死の床に就いたものの必ずや復活するだろう。イエス・キリストへの信仰のゆえに。

 マーラーの『復活』が浮かんだ。誰の復活にしようか。そうだ、きょうはショルティでもなく、ラトルでもなく、アバドでもない、レナード・バーンスタインを捧げよう。佐渡裕がブザンソンコンクールのファイナルのときに、レニー(バーンスタイン)はユタカ(佐渡裕)のためにウィーンのムジークフェラインザールの楽屋で一心に祈り続けてくれていたという。バーンスタインや小澤征爾の引き立てで、勿論佐渡裕自身の芸術的な才能あってのことではあるが、佐渡はついに、夢であったベルリン・フィルハーモニーの指揮を2011年5月に果たすことになったのだ。日本人指揮者のために本気で祈ってくれた人物レナード・バーンスタイン。

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おお 死! すべてを征服するものよ!
いまこそおまえのほうが征服されたのだ!
わたしは かちえた翼をひろげ
愛するつとめにはげみつつ
ただよいとんで きえるだろう
いかなる瞳もむけられぬ
眩い光のもとに!
生きるためにこそ死ぬのだ!
蘇る そう 蘇るだろう
わが心よ たちまちのうちに!
おまえがはばたいて打ち克ったものが
おまえを神のみもとに担うだろう!

姉妹が安らかでありますように、などと私は言わない。姉妹はすでに彼の地で寛いでいるのが私にはわかる。

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