重篤のチェロ、ヴァイオリン 復活
石巻で重傷となったチェロを松本伸氏が修理、復活させ、このチェロでコンサートが開かれる。7月7日開演午後7時、仙台市青葉区のcafe Mozart Atelier(カフェ・モーツァルト・アトリエ ℡022-266-5333)。チケット予約が必要。チェロの持ち主は飯沼一宇氏。演奏は仙台フィルの主席チェロ奏者原田哲男氏。
これをご案内する理由は、このチェロを復活させたのが、弦楽器をお持ちの方は必ず工房を訪れたことがあるはずですが、盛岡市本町に弦楽器工房を開いておられる松本伸氏です。演奏会の案内はよくしますが、ヴァイオリン製作者のお話を聞くチャンスは少ないのではないかと思います。大学時代にスペイン、イタリアの現代の名工の工房を訪れ感銘を受け、植木繁氏に弟子入り。1986年弦楽器工房を開設。以来国内外のプロ演奏者などの注文を受け、弦楽器製作、修理、修復を手掛けています。2002年チェリスト藤原真理氏の要請で宮澤賢治所有のチェロも手掛けました。
松本氏の工房へは、開設したばかりの頃に主人に連れられてゆき、盛岡にも弦楽器製作者が存在することを知ったわけでした。今回奥様がこのチェロのいきさつについてちょっとお話くださいましたが、たぶんこれは7日のゲスト出演でお話なさる内容でしょうからここでは伏せておきますが、チェロにまつわる興味深いドラマが、また復活させるまでのおもしろいお話があるはずです。
そして、どうしようもなくなった私の2挺のヴァイオリンも松本工房に入院。コマ調整、弓毛替え、弦1セット&e弦、魂柱削り・調整、指板削り、アゴ当て新調1コ+金具調整、楽器本体みがきなどの治療を施し、無事復活させていただき、日曜日の午後に退院してきました。この日主人が松本氏に質問したのは、楽器のことではなく、ある音楽家の消息でしたが、どこでどうしていらっしゃるか詳しくご存じで、音楽関係者の出入りの多さ、情報の多様さに驚いたことでした。
左側のヴァイオリンは、もう絶望的な状態で、廃棄も考えていたのですが、引き取りに伺ったときにすっかりきれいになっており、帰って弾いてみたところ練習にはまだ耐えてくれそうな状態になっていたので、つい小曲を数曲弾いてみました。
右側のは、これだけの治療を受けているのですから、鳴らしてみなくとも鳴るはずですので、まだ弾いてみてはおりません。
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