2012/3/11東京交響楽団&小林研一郎&小山実稚恵 マリオス午後4時開演 そして雑感ーイソップ寓話『アリとキリギリス』ー
一昨日だったろうか、これは主人が話していたことだが、イソップ寓話に『アリとキリギリス』がある。主人は楽器を鳴らして夏中遊び暮すキリギリスのすがたに、長いあいだ、音楽とは怠け者がするものという印象を持っていたらしい。ところが高校生のとき、ラジオから流れるリストのプレリュードを聴いて音楽の良さに気づかされたという。このキリギリスが子ども達にのこす音楽イメージはたしかにすこし残念だが、これで寓話は寓話として成り立っているわけで、騒ぎ立てるほどのことではなく、こういう印象を持った子供達も早晩必ずや音楽を見直すときが待っている。何れ面白いなと思った。
Wikipediaによると、この話しの元は『アリとセミ』だが、ギリシャからアルプス以北に伝わるときの翻訳過程で『アリとキリギリス』となっている。セミはヨーロッパ北部ではあまりなじみのない昆虫だかららしい。
しばしば音楽で気分転換をし音楽に癒されている。もし音楽がなかったなら人生はどれほどに味気なくなることか。
3・11以降、被災地にはプロ、アマ問わず多くの音楽家達が訪れている。小山実稚恵さんも被災地に足を運んでくれた。その小山さんが、実に2012・3・11(日)のこの日、盛岡市民文化ホールにあの唸りのコバケンこと小林研一郎&東京都交響楽団とともに盛岡市民文化ホールにやってくる。被災地の一周忌。チャイコフスキーが演奏される。
多忙のため自分は行きかねるのだが、せめてご案内だけでも。
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