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雑感

   昨夜Eテレで「1000人の交響曲」を一部分、というのは夕食の後片付けが遅くなったために、ながらで聴いていたからである。Ⅱ部の終わりの部分をすこしだけ聴いた。
 音楽というものはやはり理想的にはコンサートホールで聴くべきものであるとつくづく思った。あのホールの熱い雰囲気からはひどく遠いものだった。当たり前といえば当たり前なのだが、TVの前に座っていても、TVはTV、視聴者は視聴者とそのあいだははっきりと隔絶されている。ステージとの交流がない。ステージで演奏する人の思いが十分に伝わってはこない。
勿論それを期待するのは無理であると分っていても、聴いたあとに無念な思いが残ってしまうのだ。
 ただ録画でよい点は、コンサートホールでは指揮者の背中ばかりを見ることになるが、カメラは指揮のようすを前から捕えて見せてくれる。細かな演奏のようすも間近にできる。そういった楽しさはある。
 それと昨日はもう一つ嬉しいことがあった。たかが観客の一人にすぎなかったのだが、偶然席の後ろに管楽器が並んだために、管楽器が写されるときに自分のすがたも息子とともに映っていたのだ。こんなささやかな事だけれども、私はいまでもこれは天からのプレゼントだと思っている。神さまはこんなことで、わたしたちを喜ばせてくださった。2月5日にまたノーカットの再放送がある。息子が録画して送ってくれるという。自分でも出来ることではあるけれど、そうしてくれるというので頼んでおいた。

 コンサートに出かける前日まで、当日も実は疲れ切っており、コンサートに行くならもっと元気のあるときに行きたいと思いながら出かけたのだが、やはり行ってきて良かったと今は思っている。
 そうこうしているうちにもはや時計は零時を過ぎた。また夜更かしとなってしまった。なかなか早寝早起きとなりそうにもない。遅くとも11時には休むつもりだったのだが。

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