雑感ー首都直下型地震「4年以内に70パーセント」
今夕首都圏在住の息子に電話をした。路面凍結でトラックの横転やスリップ事故場面をニュースで見たからだ。東北育ちであってみればほんとうは息子については心配などしてはいない。
第一声が明るかったので先ずは一安心。しているうちに、きょうの新聞に載っていた「首都直下型地震『4年以内に70パーセント』」に及び、笑いながら言う、「もうこれからの電話は一回一回がこれが最後かもしれないからね」。こちらも笑ってはいるのだが、子機を置いてから、そうなったら日本は終わるなとつい一瞬悲観的になった。いつもどこかが傷んでいる。東日本が癒えぬまにこんどは首都圏となったなら。それでも働き口がなければ首都圏に職を求める。毎年この圏内に進学する若者はいったい何万人いるのか。「4年以内に70パーセント」の予測で、地方の人口流出に歯止めがかかるとも思えない。東京などは1,318万人も住んでいるならば危機感も薄まるものなのか、みんないるから怖くないのか、理想の或いはそこそこの暮しを維持、確保するためもあるだろうが、何れ切迫感をもって逃れようと術を探っている気配は伝わってはこない。安全対策を強化しているのだろうが、この大震災で予算なども影響は大きく受けているだろう。
首都圏には住まわせたくない、できるならすこしでも安全と思われる地方に住まわせたいそれが本音である。
- 兎追ひし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷(ふるさと) - 如何(いか)にいます 父母
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思ひ出(い)づる 故郷 - 志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は靑き 故郷
水は淸き 故郷
| 固定リンク
« 隠れた聖徒ー長尾巻ー | トップページ | 自殺 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- あれこれ (2022.12.03)
- あれこれ (2022.11.26)
- 秋はどこに来てるかな(2022.10.29)
- TVをどんなふうに(2022.10.22)
- パキスタンの水害 (2022.09.17)


コメント