明日のことは明日みづから思い煩わん
年末ということで、この年を顧みると、多くのやり残したこと、書きあぐねたことがある。やはり大きなことは東日本大震災でさまざまなことが吹っ飛んでしまい、また内陸にあっても衝撃に引きずられてしまい、やるべき事を怠ったことも否めない。そして家族の他界、また友人、知人の他界、その他、その他……。多くのものが圧縮されてどんと提示され、それらを認識、受容できかねているあいだに早年末となった。
シンフォニエッタ・盛岡のロビー・コンサートや、県下の、少なくとも盛岡市でやっているコンサートには行きたく思っても、なかなか行きかねた。友人の息子さんが彫刻で岩手県芸術祭賞になったこと、天沼さんの作品のこと。自治会関係でお世話になった方々のこと。クリンゲンバウムのマスターが亡くなられていたこと。まだまだまだまだたくさんあるけれども、また人様に失礼してしまったこと、不義理であったことも多くある。
さてこれをどう総括するかとなると、大層なことは浮かばないのだが、
「明日のことは明日みづから 思い煩わん。一日の苦労は一日にして足れり」
このことばに心を平らかにし安息に入りたく思う。
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