アゲハチョウ
虫はとても苦手、もうダメ~、という方々には、このページはすぐに閉じていただくとして、
朝早くに“蝶々夫人”から、「アゲハが羽化しました」というお電話。慌ててカメラを掴んで直行。到着したときにはもはやアゲハの成虫の姿はありませんでしたが、幾つかの不思議はそのままでした。
手前の鉢に植え込まれたサンショウがアゲハチョウの幼虫時代の住処でした。ここで“蝶々夫人”の弟三子、弟四子ともいうべきアゲハチョウが、そう、そう言えるほどに夫人のチョウへの思い入れは深い。その子たち二頭が食べ頃の水分をよく含み柔らかな新芽もしくは新芽に近い葉っぱ、要するに葉っぱのグルメだけを日々夢中で食べ続けて、ついに劇的な変身を遂げたのでした。
葉っぱに産み付けられた卵は、先ず黒っぽい幼虫となる。そして緑の幼虫に変態し、蛹になるために糸かけをし、
右の美しい緑色の蛹となり、この蛹が茶色となり、ついにある日、羽化して左のような抜け殻を残して旅立ってゆく。
この変態には不思議がいっぱいだ。ブログ「消えがてのうた」のコメント欄でaostaさんが仰るに、
「「羽化」という神秘的で特別な瞬間。それはまさに一つの命が花開くときだと言う感じがします。蛹の中の蝶は羽化の直前まで、神経や呼吸器系を除く他の組織は、完全な液体の状態なのだそうです。それまでの幼虫の形が、一度液化し、羽化の直前に再び固体化して蝶の形を成すのだとか。これって、神秘以外の何ものでもありませんよね。」
蛹をみるたびに、アゲハをみるたびにこの解説を思い出します。
それともう一つこれから解明できるものならしたいとさえ思う不思議があります。
蝶々夫人は毎日のように幼虫や蛹に話しかけてそれは温かく育てています。夫人に育てられた幼虫は敵意、不快感を示すときに出す黄色い二本の角を夫人に対しては出しません。ふつうはこうはいかないものです。そしてチョウとなって旅立つときには、決まって名残惜しそうに夫人の周りをひらひらと旋回するなど、いかにも感謝を表してでもいるかに飛んでから旅立っていくのです。これはほんとうに神秘です。
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