5月31日21時28分 岩手県沿岸南部 最大震度4
よく晴れ上がったきょう、近くの小学校で運動会があった。写真はそれに備えての練習の様子を撮ったもの。綿密な準備がなされていた。
ほとんど庭で一日を過ごす。昼食も外のテーブルで。庭から摘み取った三つ葉のおひたしに、梅干しをみじん切りにして混ぜ込んだ小さなおむすび二つ。朝にお弁当用に作った焼き肉の残り。これらを一枚の皿に盛りつける。そしてしじみ汁。食後はインスタントコーヒー。素朴だけれども、さわさわと梢を吹き抜ける翠の風を感じながらの食事は、どんなに素晴らしいレストランでの食事よりも、私には贅沢に思われてならない。見上げると真っ青な空。
台所、よその家ではキッチンというのでしょうが、わが家は台所というのが似合っている。台所でいただいた蕨を、重曹を入れた大鍋で煮あげていると、ぐら、ゆらとまた地震が。岩手県沿岸南部。震度4。きのう冷たい風雨にさらされたばかりの被災地にまたしても震度4。きょうの新聞には30日に確認された、震災で亡くなられた方の10人のお名前が掲載されていた。
きょうで五月も終わる。ドイツでは22年までに原発を廃止するという。二酸化炭素の問題、経済の停滞があるとしても、それでも原発廃止の報にはほっとした。聞いたときには、えっ、ほんとうに止めてくれるところがあるの? と思った。反対しながらも、どうせ反対したって無くせない、無くさないだろうなという諦めがむしろ支配的だ。それだけに、画期的な判断にはむしろ驚きのほうが強かった。
作業のために被爆した、被爆しつつある方々があることに、それも覚悟で任務に着かれている方々に対して申し訳なさを覚える。TV討論で、ある方が言った「原発の作業にはほんとうは私たちが行かなければならないのだ」という言葉が思い出される。
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