危険でも方策なくて20ミリ
4月をいつ迎えたかも定かではない。福寿草が、タンポポが咲き、水仙の芽が、チューリップの芽が土にのぞいて、春がきてはいるらしいと思った。例年なら梅はまだか、桜はまだかとそとに出るたびに木を見あげていたのが、ことしは蕾がついたのも開花したのにも気づいたのはそれから日を経てからだった。3・11が幻と思われるとおなじように、この春も非現実味を伴って目に写っている。ただ不気味なのは原発事故。基準値って何? 害のない数値、信じられる数値などというものがあるの?
◆ ◆ ◆ ◆
きょうのニュースに不来方高校音楽部の被災地訪問が取上げられていた。被災された方が、家を流されたときも涙はでなかったがきょう音楽を聴いて初めて涙がでた、と仰っていた。高校生たちの誠心こもる慰め、そして音楽の力を見せていただいた。
故 郷
兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷
如何に在(い)ます 父母(ちちはは)
恙(つつが)なしや 友垣(ともがき)
雨に風に つけても
思い出(い)ずる 故郷
志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷
明日は5月。被災地にもこの近くにも鯉のぼりがあがった。風に勢いよく泳いでいる。
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