いま21時36分。雨が勢いづいて屋根を打ち叩いている。
きょう年度初めのもりおか童話の会の会合があった。中央公民館。やはり大震災の話となった。沿岸に関係者がおられる方の記録をパソコンで見せていただき、自分の足で安否を訪ねて来られた話に皆が聞き入った。親類縁者7家族がみな家を流され、3人死亡、3人行方不明ということであった。また気仙沼で被災した童話の会会員の女性のためには会の代表が中心となって援助物資を調達発送。それにそれぞれの3月11日の状況報告が続いた。私は諸般の事情で多忙のため1時間で退出し帰宅。近頃は幽霊会員となってしまっていたが、ほんとうにこれも赦されてある在籍、会員としての在籍であると思われてならない。いつ何時予測しがたい事態に人生が覆ってしまうか。
今回の地震で、やはり家族というのは運命共同体であるという認識を強めたことだ。日頃はややもすれば感謝の念を忘れ、身の程を越えた物言いをしてしまい反省することもなきにしもあらずだが、一旦事が起きたときには結束しなければならない。
有り難みを忘れ失ってしまったものもあるが、今置かれている一つ一つに感謝し大事にしてゆかなければならないと思わせられた。
雨、雨、雨、雨。これが被災地にもかと思うと、一挙に水の重たさ冷たさが重量感を帯びる。
Nearer, my God, to Thee 主よ御許に近づかん 【試聴】
これまで何度かつないだ讃美歌だが、こんなときには、この賛美歌が心にかよう、というよりも心が渇望すると言ったほうがいいかもしれない。主よ、どうぞここに。ここにおいでください。この身のすぐそばに。そしてどうか彼の地にも、彼の地にも近くあられてください。そして心の痛手をクッションとなって和らげ慰めてくださいますように。あなたが、あなた御自らが。
Nearer, my God, to thee, nearer to thee!
E'en though it be a cross that raiseth me,
still all my song shall be, nearer, my God, to thee.
主よ御許に近づかん
いかなる苦難が待ち受けようとも
汝の為に我が歌を捧げん
主よ御許に近づかん
Nearer, my God, to thee,
nearer to thee!
主よ御許に近づかん 主よ御許に近づかん
Though like the wanderer, the sun gone down,
darkness be over me, my rest a stone.
yet in my dreams I'd be nearer, my God to thee
放浪の中 日は暮れゆき
闇の中 石の上で体を休める
ただ夢見るは 主よ御許に近づかん
Nearer, my God, to thee,
nearer to thee!
主よ御許に近づかん 主よ御許に近づかん
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