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初めてー梅村一家の親子カルテットー

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 「初めてです」
 このブログを読んでくださっている方は、「このことば、また使ってる」とお気づきと思います。出任せで乱発しているのではありません。この写真は宮古ジュニア弦楽合奏団を主幹とする第45回「音楽の夕べ」に出演された方々の写真。わたしが初めて盛岡の弦楽四重奏団の草分けに興味を持ち、初めてヴァイオリンというものに弓をあてるきっかけとなった梅村ヴァイオリン教室。写真の中央にはドイツから帰国された梅村隆一さん(大正の太田カルテットの主宰者梅村保の曾孫)、その左には梅村圭一さん(梅村保の孫)、そしてこの写真を天から見下ろしている梅村功二先生(梅村保の息子)。名前をしつこく連呼するようですが、このようになっています。この宮古ジュニアがベートーヴェンの「運命」を初めて演奏したときには感無量でした。

 もともと音楽畑ではありません。30代半ばから興味を持ち怠けながらそちこちを調べ、ここ5、6年のあいだにはCD、DVDを積み上げて同じ曲を厭きもせずにしつこく聴くようになった。要するにほとんど何も知らなかったために、何を聴いても初めてで新鮮だとこういうことになっています。ベートーヴェンの5番、9番でさえ、いまだに初めてであり新鮮な盤がまだまだあります。そして些細なことまでが新しい。ほとんどを学び終え精通している方々が多い中で、こういったヘンテコな危うい輩が一人ぐらいいても許されるのではないか、そんな気でおります。

 これからも「初めて」をくり返します。

いまチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」が心にかよいました。梅村保が満鉄厚生会館で弾いていた曲です。満鉄厚生会館、たしか冷暖房完備、水洗トイレ付きだったと思います。戦前のことです。満鉄は大企業でしたから。もっとも梅村保が渡満したのは自らが行きたかったというよりも長男重光が満鉄に就職したためで、永住の覚悟で渡ったのでした。その地での音楽活動です。梅村保、重光、功二、郁子の親子4人のカルテットは一際光彩を放つ存在だったのです。下はその写真です。初めての公開です。

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右から梅村保、功二、郁子、重光の各氏。(この4人が太田カルテットだったのではありません)

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