やはり聴いてしまった ー小澤征爾ー
きょうは2日に市政見学会で行った盛岡木材流通センターを書こうと、PCに取り込んだ写真を流して見ていたが、これだっ、というにはほど遠い。それでも3、4枚を選んで下書きでアップ。
明日は日曜日でもあり、10時代にはブログ書きも終えて、と思っていたところが、「小澤征爾だよ」の掛け声。松本かな、と思ったが、TVは見ないことにしブログ書きを続行。そこに数ヶ月ぶりに友だちからの電話が。受話器を取りに行き、話しながら見ると、小澤&サイトウ・キネン・オケが画面いっぱいに。話し終えるなり、TVの前に座り込んでしまった。小澤氏、腰痛を抱えながらの指揮。これまで見たなかでは最高の姿にわたしには見えた。人は命がけで挑むときにそう感じさせるのではないか。小澤&ベルリンフィルのチャイコフスキー、これもまた圧巻。番組の最後で、氏が、音楽は命に通じると語っていたが、正しくそのような響きに出会った。
これは盛岡木材流通センターから、競りにかけられるのを待つ丸太が積まれている土場に向かう途中の林。逆光で暗く見えているが、実は明るい。天にのびる樹木たち。小澤氏の命の響きがこの樹林に鳴り響き、指揮する小澤氏の姿が樹間に浮かんだ。
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