ゆるやかな時の流れ
ひと月も前の写真です。すーっと引込まれ掲揚されて上空に瞬時ところを得た水滴に潤されるような錯覚を持ちます。
ここのところずっと樹下に置いた椅子にかけてぼんやり。高い松の木を見あげ葡萄の蔓を見、テーブルの傍近くに移動させた観葉植物を眺めしながらコーヒーを飲んでいます。せいぜい1、2杯。パソコンから離れ、TVを離れ、もっともTV離れは12年前に完了していますが。この猛暑に一歩も二歩もゆずってしまいました。
墓参のときに気づいたのですが、岩山のまともに日を浴びる浄水場付近の道路と、山を登り切り若干下ったところの林にある動物園付近の道路では気温が2度違うのです。樹木の恩恵は2度。その他の要因もいくらかはあるかもしれませんが。
日夜地球の隅々まで、もしかすれば未確認の星が、この地上を逐一傍受しているかもしれない今にあって、すっきりとそこから離れ、ラン、無線ランもないところで、ただ草花や虫や鳥と過ごすのも悪くはない。非日常の時間の流れがある。
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