きょうのことば ー相原雄二先生来たる!ー
きょうはすばらしく晴れました。爽やかなみどり輝くこの日、わたしが教会に着くともう相原先生は会堂に見えていま
した。何と先生は、アメリカからご自分でホテルや列車の切符までを予約。今朝は14階にあるレストランの窓際から景色を一望しなが朝食を摂られたというこ
とです。
説教の冒頭に「この街には山があり川があり森があるとても美しいところです」、「きょうも命が与えられ為すべきことが与えられているこ
とに感謝しています」、「毎日幸せだと実感しながら生きられるのも、高校のときに教会に導かれ、人生の方向転換をしたからでした。それまでは、人生の意味
を見出すことができませんでした。しかし聖書に基づくキリストの救いは、喜び、平安、希望を豊かに与えてくれています」と口火を切られました。
聖書朗読 ガラテヤ5:22「しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、」
本日の中心メッセージは
◎人生で一番大切で、幸せの基となることは、自分が愛ある人に成長することである。
人との付き合いで、よくあの人のここが、あそこがと自分とは違ったところが気になって仕方がないことがあります。できれば避けたいと思っている人が少なくありません。そのような人の存在で自分が不幸だと思っている場合があります。人が本当に幸せになるためには、聖書のいっている愛を身につけるより他はありません。書店には幸せになるための本が沢山並んでいます。「結婚力」「…力」などもそうです。「幸福力」を読むと、聖書と同じことを言っている箇所もあります。七福神と繋がることだと語っているものもあります。七福神は元はインドです。七福神の中には、日本に伝わってきてから付け加えられたものもあります。日本人は海外から入ってくるもので、良いと思うものはみな取り入れてしまう才覚があります。インド、中国、朝鮮などから入ってきた八百万神が日本にはあります。唯一神ではなく多神だから日本人は鷹揚だなどという理屈まであります。しかしこれらの神は人が作った神です。……世界には色々な人種、習慣の違いがあります。しかし聖書は大本は一つの家族であったと教えています。それが世界中に分れ散ったのですが、そのようにしてその土地その土地の宗教が人と共に伝えられたのです。しかし残念ながら、宗教家や哲人が考え出したことでも、万民に通じ万民を救い出すことは出来ません。
◎その道は
序)人は皆幸せを求めている。
幸せは、偶然に来るものではない。
幸せは、間違った考えと道からはこない(書店で売られている多くの本のこと)
聖書の教え
1、幸福は、清い心から。
2、清い心とは、愛のみが支配している心
3、愛の心は、万物の創造者に心が結びついて、初めて可能となる。
第一ヨハネの手紙4:8、9
- 「愛のない者に、神はわかりません。なぜなら神は愛だからです。
- 神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。」
第一ヨハネの手紙4:16「私たちは、私たちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛のうちにいる者は神のうちにおり、神もその人のうちにおられます。
4、愛が心を支配するようになるためには、神の霊を受け、満たされ、その霊に導かれて生きることが必須。
ホルモンに駆動される愛に生きると人は行き詰まります。いま幸せな夫婦は少ない。結婚30年も過ぎるとがらりと変る。辛うじて夫婦の体裁を保っているケースはいっぱいあります。幸せになりたければ、神から出たイエスから出た愛を求めてください。演歌によく登場するような愛ではなく、聖書の愛を求めてください。
多くの人はネガティブな会話をしています。自分が言われたたまらなく嫌なことや愚痴、恨み、怒りといった諸々を心の押し入れにしまっています。怒り、恨みは決して心を明るくはしません。自分の心を清くすることを追い求めましょう。愛をもって生きて来ましたか?周りの幸せを願って生きて来ましたか?
愛の現れ(コリントへの第一の手紙13章)
生まれつきの心には、聖書の愛はありません。ある程度の情け、親切はあるで しょう。しかし純粋な愛、相手の幸福、祝福を願う愛はない。そこで批判、攻撃が始まり、破壊が始まるのです。どうしたら相手が今日を幸福に生きられるかを 考えたら、相手を傷つけることはできない。日本には浮気をしている男はゴマンといます。愛がないと、家庭内の虐待にも発展します。ついには殺す場合もある。しかし、聖書の愛は隣人に害を与えません。
13:4~6「愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。7すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。」
神よりの愛に成長する道
1)まずキリストを信じて、水の洗礼と聖霊の洗礼を受ける。
ルカ3:16「ヨハネはみなに向かって言った。「私はあなたたちに水で洗礼を授けるが、私よりも優れた方が来られる。私は、その方の履物のひもを解く値うちもない。その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。」
第一コリント12:13「なぜなら、わたしたちは皆、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つの体となるように、一つの御霊によって、バプテスマを受け、そしてすべての者が一つの御霊を飲む者とされたからである。」
2)日毎に(また、頻繁に)神の御霊が自分のうちにおられることを自覚する。
第一コリント6:19、20「知らないのですか。 あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿っていてくださる神殿であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではないのです。あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。だから、自分の体で神の栄光を現わしなさい。」
3)神の聖霊を悲しませないように歩む
エペソ4:30、31「神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、聖霊により、贖いの日に対して保証されているのです。無慈悲、憤り、怒り、わめき、そしりなどを、いっさいの悪意と一緒に捨てなさい。」
4)自分の性質に残っている愛に反する感情・思いを認め、悔い改め、神に対して言い表し、聖霊が聖めてくださるように祈る。
第一ヨハネ1:9「もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」
5)日毎に御霊が心に満ちてくださるように祈り、神のお心を選んで歩む。
ローマ人への手紙8:9「神の御霊があなたがたの内に宿っている限り、あなたがたは、肉ではなく御霊の支配下にいます。キリストの御霊を持たないものは、キリストに属していません。」
ガラテヤ5:25「もし私たちが御霊によって生きるのなら、御霊に導かれて、進もうではありませんか。」
心が清められると、心のハードディスクに貯まった憎しみや悔しさが蘇ってこなくなります。悪さをした記憶、幼少時顧みられなかった辛い経験に触られると過剰反応してしまうことがあります。トラウマが癒されないままたたみ込まれていることがあります。もし神を知りそれを白日にさらし、神に赦し清めていただくなら、あなたの人生は変ります。今がほがらかで明るく楽しく変るのです。愛の源泉である神に自分をしっかり結びつけましょう。滝のように愛を注ぎたい神は、最後の一滴まで血を流してくださったのです。神の愛をタンクに満たしていただく必要がある。愛ある心は神から生まれるのです。あなたの心は神に結びついていますか?きょう眠りにつくまえに、その愛を祈ってください。
結び:このように祈ろう。
「万物の父であられる神様、あなたが居られることと、あなたが愛に充ち満ちたお方であることを信じ、感謝いたします。今、私の心をあなた様の心にしっかりと結びつけて下さい。あなたがこの世に送られた御子イエス・キリストを信じます。イエス・キリストは私の救い主、清め主です。今私の心を御点検下さい。あなたの喜ばれない思いや、感情がありましたら、今教えてください。今、心から悔い改めます。あなたの聖い霊を、私の心におたし満たし下さい。今後、御霊を悲しませず、いつもあなたが喜んで下さる心を持ち、歩む者としてください。主イエスの御名によってお願いいたします。アーメン」
※心に特に残ったところを書きしました。割愛した箇所もあります。また若干聞き間違いがある可能性も。ご容赦ください。
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