生ける水の川
イスラエルの聖なる方は、
あなたの中におられる、
大いなる方。
イザヤ12:6
日々くらしていて順調なときには、機嫌もよく、ひとにたいしても愛想よくできる。しかし逆境のときにはどうだろう。聖書には、クリスチャンだからといって現実の問題、課題、労苦をすべて免除されるとは書いていない。逆境にあるときに乗り切るためのコツ。これは誰でも知りたいはずで、きょうは、メッセンジャーによって、そこのところが語られた。
ヨハネ7:37 「わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」
要は、このお言葉だった。何かに心をとられたり奪われ、或いは、問題をあまりに巨視的に捉えすぎるとき、水源であるイエスが見えなくなり、或いは霞んでしまって、水を汲み、水に浴することができなくなる。そこで命が萎えてしまう。
イザヤ12:6にあるように、自らのうちにおられ力を与えてくれる大いなる神、イエス・キリストをしっかりと捉え信じることが、躓かない秘訣であるという内容でした。
今日で2月も終わり。随分と長い一ヶ月でした。また要所要所思いがけない対応を求められた何日間かがありましたが、自分が自分の力でそれに対応したというよりも、神様のご要望があり、わたしはそれとは知らずにそこに駆け付けたが、しかし滞ることなく、神様のお力によってそれらの役割を成し得た、いまそんな感じがしています。というのは、一通り果たしたという実感がないからです。自分を然るべきように動かしていただいた、そんな感じなのです。
このことで、また不思議に遭遇しました。金子みすずの詩ではありませんが、「みえなくたってあるんだよ」というそれです。見えなくても存在する。見えなくてもエネルギー、力の作用を示す実体とでもいいましょうか。
この2010年2月は一生記憶に留められる月となりました。
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