2010年のスタートに感謝しつつ
新年に入ってゆったりした時間が流れている。お三度を省くことはないが、あとの家事は洗濯を除いてほとんど休業。
これまで文学書も読まず、必要なときにはネットで必要な箇所を読むという具合だったが、この二日間は手近にある本を開くよう努めた。気が散ってなかなか集中できないときは、音読でスタート。家人が図書館から借りた本だが「青のクレヨン」(川本三郎)。このような系統をじっくり読んだことがなかった。日常的なありふれているとも思われる風景、光景がどのように描写されているかを、取上げられた絵画に惹きつけられながら読み進んだ。
帰省中の息子もたまに友だちに会いに出かける他は、携帯したノーパソを開いて緊張感からは解かれた作業をしている。二男は、若干時間はみなとずれるかもしれないが、食事どきには帰るだろう。
シューマンのピアノ協奏曲を初めて聴いた。なかなか説得力がある。歌謡曲、ポップスも嫌いではない。この中にも名曲はたくさんあるはず。ただ聴く機会がないうちにいまどのような曲が流行っているのかも分らなくなった。それでも2010年の地上の仲間に入れて貰っている。
OA機器の最先端がいまどこにあるか把握していない。それでもいまに息をついている。ただあと10年経つうちに社会に新たに導入されるシステムに果たしてついていけるかどうか……。ついていけるよう努力するしかなさそう。楽隠居は来そうにない。
2010年の静かな滑りだしに、今に生かされていることに感謝しつつ。
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