夕方買い物に出るまで一日家にこもっていた。誰に強制されたわけでもなく、明日までに書いてしまわなければならない原稿があったからだ。文芸誌に載せていただく為なのだが。謂わば趣味のため。これは、時間ができたからすぐに浮かぶというものでもない。あと2枚書くと100枚(400字詰め)だ。
朝食後燃えるゴミを出したついでに、ハーブを増やしている一角だけを草取りする。こぼれ種が確実に増えるようにするため。
3食だけは抜かすことができない。洗濯は洗濯機任せ。干す手間だけでよい。一番の手抜きは掃除だ。それでも買い物に出る直前には掃除機をかけた。
昼食の麺をゆでる湯が沸くまで、台所前の草取り。草だけはよく育つ。草を取らないでいると花が絶えてしまう。それで草を除去している。ほんとうは草も個性があって良いのだが。
ここ10年草取りを続けた結果、雑草の植生が大きく変ってしまった。庭のどこにも無かったねじり花が、どこから種が飛んできたものか、今年夏頃に一本だけ咲いていたのにはびっくりした。鳥の糞とか、風が運んだとか。ただこの近くでねじり花を見かけたことはない。鳥がねじり花の種を食べるかどうかも分らない。調べようもない。
10年前に生えていた草の名をメモしまたいま生えている草をメモすれば、交替がどのように為されているか分るのだろうが、そこまでのマメさがない。
夕方は久しぶりに素晴らしい夕焼けだった。新品ではないが、そう古くもないカメラ、息子が使うように置いていったカメラで写した。きょうのブログに載せたかったが、PCに入れてみて気づいたことは、MB数がこのブログの許容量をこえていた。残念。
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今日は友だちの息子さんが岩手県芸術祭彫刻部門で芸術祭賞。ご主人が奨励賞という良い事があった。そう、今朝朝刊に出ていた黒沼令さん、黒沼加津巳さんのお二人だ。友だちは、彫刻のためにテラスを作るなどして協力している。(木彫のときなど)削り屑の後始末なども大変らしい。
新潟国体、花巻東高はきのう中京大中京に4-6で勝利。雪辱を果たした。久しぶりに菊池雄星くんの153キロを見た。あの春、夏の顔が卒業し去って行くかと思うと寂しい。岩手では100年に一度のチームとして記憶されることになるのではないか。雄星くんばかりではなく、頑張った一人一人にこの先幸運がついて回ることを祈りたい。
どこぞの首相がオバマ夫人に失礼な発言をしたとか。本音で怒ってしまった。つい最近まで、わたしは外人とは付き合いたくないと思っていた。コンサートなどでは、それなりの敬意をはらいもするが。有色人種にたいする差別意識がどれほど根深いかが分っているからだ。ただゲオルグ神父にはお会いしたかったけれど。
最近になって心境が少し変り、尺度も変った。どうしても白人と付き合わねばならない役回りがあるなら付き合うだろう。こういった心構えはできたものの、恐らく、神様はわたしにそういった役を振ってはこないだろう。それはともかく、ベルルスコーニという人、ほんと不愉快!
10月は水曜デッサン会が楽しみだ。この会もみな画風という域に達している方々だ。そういえば、金木犀を絵に描きたいと思っているうちに、もう散り始めていた。草取りをした一角に、小さな小さな花が形を留めたまま地面にたくさん落ちていた。透明水彩、カラー鉛筆と準備したのだが、これまでに描いたのは一枚きり。道具が泣いていた。
冒頭にアップしたのは、何のことはない、9月上旬の空の写真ですが、この空を眺めながら、きょうの一日を見送るとします。
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