かけだしデジカメ写真考
盛岡さんさ踊りの初日を一通り観た。デジカメ携帯。果たしてどこまで撮れるのか。勿論観覧席は確保せず路上の人垣のあいだからとなる。
いくつかの団体の踊りの川を一つの枠に壮観にバッチリ決めるには、それなりの高さが必要なわけで、これは最初から諦めている。新聞が初日を伝えたのはまさしくこの場面だった。
小さな子どもたちが並んで踊るさまはやはり何といっても可愛らしい。しきりにシャッターを切った。子どもだけを撮ったかとおもうほど多く撮ったつもりだった。ところが・・・。次にきれいな若い女性に目がいく。その中でもとびきりの笑顔にあうと、いまだ!となる。
一つの団体を意味を持たせて集中的に撮りたい! 「盛岡農高・・・130周年」「燃えろ!どろんこ魂」 これだ!
何枚も同じ場所からだが、高さを変え、角度を変えしてみたが、しかし続けて載せたい場面がどれもうまく撮れなかった。
車椅子の人々、そして介助の人々の行進。これは意味も価値もある。車椅子から観るさんさはどんなだろう。もっとどんどん出てくるべきなんだ。ところが肝心なところで焦った。何とか斜めからほぼ正面を写さねばと、肘を前に座っている人にぶつけ謝るうちに、意図した地点よりも前に進んでしまっていた。
太鼓軍団が近づき数枚。笛の一群も要る。数枚。待てよ、太鼓を打つ力強さを撮りたい。腕だ、太い腕がいい。カシャ。笛だ。笛もアップで。指使いがわかるように。まてよ髪かざりも。襟足も。さんさは着付けからだ。帯の結び目も。帯ひもの揺れ流れる感じがあれば。笑顔が欲しい、天真爛漫な感じがいい。動きが、おおきな動きが撮りたい。手の動き、アップでだ。指だ、指先、7、8人並んだ指先だけを撮れないものか。
もっと近くで撮れたなら、夜空に向かって踊っているかに撮れるかも。・・・ああ、あの子はもう疲れてる、半べそだ。これも祭の風景だ。マイケルジャクソンのひと団体、着想がおもしろい、入れよう・・・・
これも際限なく追いかけてしまうことにはたと気づく。そして最後に、128MB撮影可能枚数0のピーっというお知らせに、ああ、足元を1枚も撮らなかったな。草履の裏が見えるように撮れば動きが出せるかも。バックに16MBがあったのを思いだし、さっそくカードを入れ替え、足だけを撮ったが、動きのあるしかも暗い足元をすっきりと捉えることはできなかった。
帰宅し、PCに入れてみると・・・いまいち、失敗、いまいち、失敗、失敗・・・の連続でありました。盛岡の一大イベント盛岡さんさ踊り、祭を楽しむというよりも、如何にしてこれを壮観に躍動的に感動的にカメラに取り込むかに終始し8割方失敗するという、しかし後々のためには実に役に立つ意味のある祭の一日となりました。
本日のブログ、さいごは、どうやっても何とも締まらない恐らくは修正ソフトも歯がたたないであろう代表失敗作で締めることといたします。
サッコラ、チョイワ、ヤッセ!!
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