きょうのことば
「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためです。」ヨハネ14:16
6月には青かったレッドカーラントの実もいまこんなに赤くなりました。
きょうの額田ご夫妻をお迎えしての集いには、たくさんの方々がいらっしゃいました。
某通信関係でITエンジニアであった額田さん。日本で、またタイ、イタリアでのプロジェクトの責任者として勤務された職業人としての側面からのお話は興味深いものでした。
額田さんは毎日一時間聖書或いは副読本を読み祈っています。
タイに於いて
納期厳守、品質管理、利益やコストの確保。言葉、文化、宗教、習慣の違い。スケジュール管理。為替変動への目配り。小切手、為替決済(機械で読み取り、コンピューターで処理できるように加工するため、電子データーに入れて行う)の難しさ。特にこの電子処理があがらなかった。うまくいかず、銀行間の取り引きには必ず中央銀行が介在するが、試験が失敗に終わり、中央銀行から「失敗」の応答が相次いだ。そこで中央銀行頭取に相談しに出かけた額田さんの耳に、上記のヨハネ14:16が響き、神がこの一件に関与してくださっていることを実感したのでした。これは額田さんの感激とともに人生に特筆すべき出来事だったようです。
このときは、それでプロジェクトが飛躍的に進んだわけではないが、神から自らのうちに、遂行するうえでの必要な大きな励ましがあったといいます。
イタリアに於いて
工場の生産ラインを再構築するパッケージソフトの導入をめぐり、窮地に極まったとき、サブコンで入っていたインドの会社の責任者と1対1で話し合うことになり、「わたしは何をどうしたらよいか分からない」と祈りながらミーティングルームに入っていったところ、インドの責任者の方が、間髪入れず「我々がパッケージをインストールする」と。こうしてラインが動くようになったそうです。これは成り行きから驚くべきことであったようです。
このお話しの中から、わたしは、二通りの神の回答を見ました。ある場合には、神は難題に直面している人の周囲にある人物の力を活用して、見た目奇跡的に解決してくださる。またある場合には、神は、周囲の人も事態も動かさず、難題に直面した本人の心、魂に働きかけることにより、逆境に耐えうる、または模索し続けるためのエネルギーを付加してくださる。
こんなふうに思いました。
※語彙の聞き取りに若干の聞き違いがある場合もあり得ますが、ご容赦下さい。
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