「木槿通信」から
墓前に金瓜たてまつりて捧ぐる歌一首
瓜食めば 父を憶ほゆ
黍食めば 母を偲はゆ
豆・黍は 馬の餌ぞと
ののしりて 瓜に目がなき
父母の 昼のうたげは
ステテコに 団扇 涼風
遙かなる 夏のひと日よ
瓜をば剥かむ
個人誌「木槿通信」の吉田美和子さんの作品です。 自分の両親が思い出され、こんな詩も書きたくなったことでした。
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