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ユリヤ スタジオコンサート

 けさ玄関にきょうの無事を祈りつつ二男を見送り、またまたテレビのまえに。寝正月気分がまだどこかに残留している。

 スタジオコンサートだった。弾くはロシアの美少女ユリヤ・チャップリーナ。チャイコフスキーづくしだ。出だしがどうのこうのはどうでもいい、ただ無心に聴きいった。スタジオの音の吸収が感じられた。聴衆が見えないのも静かな味わいがある。自分一人がユリヤを聴いていると思いこむのも悪くはない。
 ユリヤは、「チャイコフスキーの曲には憂いがあり、そこが多くの人々に愛される理由なのだ」という。
 ピアノ人口はいったいどれぐらいだろう。ユリヤのように可能性、芸術的素質、情景的な音律感情表現がある
(「PTNAワンステップ上のピアノライフへ」参照)と太鼓判を押され、1997年ルツェルン国際コンクール第一位を皮切りに毎年のように数々の国際コンクール第一位を獲得、優秀な成績をおさめ、しかもフィンランドの清らかな情景に溶け込むようなロシア乙女の美しさもあるという幸運に恵まれたピアニストは少ないだろう。
 ピアニストをめざす数知れない乙女たちの熾烈なピアノの戦いの音が、ユリヤを遠巻きに熱く鳴っているような気がした。
 きょうのNHK-BS「クラッシク倶楽部」は05年11月に収録されたものだろう。
 04年には西本智実指揮でロシア・シンフォニー・オーケストラとラフマニノフのピアノ協奏曲2番を共演したらしい。智実&ユリヤ。実に素敵な組み合わせだ。

 さてその後は今年初の可燃ゴミを出しに。いつもの倍近い袋が積まれた集積所の近くの樹上にはすでにカラスが待機。

帰省客郷里にゴミを預け去る     ぶんな
呑み食いの証拠飲みこむ収集車   ぶんな

 

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