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遠方より友きたる

 葛巻町に住む友だちと会った。お昼は某レストランのバイキング。
「五十になれば人生が見える」そう言った彼女だった。
オフロードに野菜満載。「ダイコンと白菜あげる」といわれ一本一個だとおもっていたところ、一冬間に合いそうなほどの量にはびっくり仰天してしまった。
 葛巻。北上山系開発による大規模酪農がはじまるまでは、著書にも出なかった町だ。それが大酪農家ができ、ついで葡萄の生産のない土地でのワインの開発。山葡萄に着目。せんだってもりおか童話会の会合が盛岡市の東日本ホテルでもたれたが、会員の方がワインを注文したところ、葛巻ワインを置いていた。嬉しかった。いまは山葡萄を使ってのブランデーにも挑戦しているはずだ。ワイン造りが一冊の本となって図書館の書架に並んだ。ミルク、ワイン、風車。人を呼び込む何も持たなかった町、温泉も特産物もなかった町に特産物が生まれた。書き加える、書き足す事項ができたのだ。
 彼女はその町の一翼を担ってきたと思う。多々書きたいことはあるが、地域産業の初発は険しい。それと向き合ってきた苦労が無駄であってはならないのだ。それはやはり記録されなければならない、そう思う。
 

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コメント

今朝の東京讀賣で葛巻ワイン鍋が紹介されてました
約50年前の10円牛乳騒動ポリオ過からの復活凄いことだと思います
お友達とバッフェ(沖縄言葉、米軍言葉でビュッフェAll you can eatのこと)お楽しみでしたね
北上山地の牛ローストビーフにするとますます美味しくなりますね

投稿: 内丸育ち | 2008年11月18日 (火) 07時49分

内丸育ちさま
「赤ワイン鍋」いまネットで見てみました。八幡平のホロホロ鳥と矢巾産キクラゲを葛巻産ワインで煮込むようですね。もしかするとテレビにも出たかもしれません。
50年前の騒動、知りませんでした。
バッフェ、ラスベガス言葉と思っていましたが、沖縄ですか。さては新婚旅行でバッフェを楽しまれたのでは?
友だちとのバッフェは野菜系でした。北上山地のローストビーフ、ほんとうに若い方々にはどんどん食べていただきたく願っています。
投稿有難うございました。

投稿: 中ぶんな | 2008年11月18日 (火) 22時35分

バッフェという言葉は素人ミュージカルを横田や本牧、根岸(海軍)でウェイトレスが言うのを聞き覚えました
ビュフェイ(仏)→バッフェ(英)→沖縄と米軍
雫石ではこんな牛を育てている人もいます
http://www.kuromitu.com/

投稿: 内丸育ち | 2008年11月19日 (水) 07時48分

内丸育ちさま
黒みつ牛のホームページ拝見しました。
お教えいただき大変有難うございました。

投稿: 中ぶんな | 2008年11月19日 (水) 17時26分

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