梅村保の弦鳴る
長男本日帰省。
「あれ、このヴァイオリンは?」
棚に置いてあるのに気づいていう。
「梅村保が使ったものなの」
「ちょっと弾いてみようかな」
おそるおそる弦を調弦している。
息子たちが、二度とヴァイオリンを取り出すことはないと思っていた。
弾きだしたところで、弓の馬の毛がばらばらと切れだした。
「これ、張り替えたほうがいいね」
修理が必要だ。ちょっと弾いただけでおしまいになったが、これも息子と楽器の一つの縁には違いない。
息子が携帯してきたアイポットから流れるサンサーンスの交響曲第3番の第二楽章の後半部が終わり、今、マーラーの交響曲第3番第6楽章が鳴っている。
きょうはクリンゲンバウムで、タイムドメインのスピーカーの試聴があると分かっていたが、買わない決心がつかないので行かなかった。ところが、ところが、長男がいうに「明日スピーカー届くからね」。ブラボー!でした。う~ん、こんなときに発するセリフだったかどうか・・・感謝!
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