照子さん快挙
このブログで4月12日に「宮沢賢治の地でーその5-平和の人」と題して、T子さんを書きました。90歳になられます。机のまえのコルクボードに、母の写真と並べて、T子さんの写真をピンで留めてあります。白い花の咲く蕎麦の畑に立っている写真です。
内心、T子さんもそろそろ活動は大変になってきているのかも執筆も労力の要ることだし、などと晩年の母の様子を重ねていたそのときでした。日報論壇に「生命尊重の村に感動 三田照子」と出たのです。そう三田照子さんです。ご迷惑をかけることがあってはならないと以前には実名は出しませんでしたが許可を頂きました。
照子さんは自らが手術を必要とする病気であると知ってすぐに、1960年に老人医療費をゼロにした深沢晟雄村長を取材しに行こうと思い立ったのです。その取材の時に詠んだ沢山の短歌を送って下さいました。どれも心に染みいるお作でした。「命は大切」。この言葉通りに身命をかけた人の理念と業績とを紹介したわけです。
そして今朝、照子さんが、平泉・西行祭短歌大会の最高賞に輝いたことを知り、わたしはもう笑いが止まりませんでした。嬉しいのです。書いている今も笑っています。
照子さんは、中国残留孤児のためにも尽力しています。言葉を一緒に学んだり、また家電、衣類などを集めて届けるなど、物心両面から支えて来られました。
「こんど6月の第一土曜日に講演をすることになってる」と仰っていました。
三田照子 講演
6月7日(土)10:00~
マリオス
わたしが90歳になったら、照子さんの半分の活動ができるかどうか自信がありません。第一90歳まで生きている自信がありません。ただ、いまより少しはまともにならにゃ、と思っているという段階であります。
最高賞作品
ばあちゃんの話に主語が欠けてると
孫より今日も指摘がひとつ
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