カラス
可燃ゴミの日、近くにあるゴミ集積所に、カラスが二羽現れる。網を取り付けているブロック塀に並んでとまり、ゴミを出しにくる人間を観察しているようすだ。人気がなくなると網の穴から袋をつついてゴミを引っ張り出し、残飯や紙くずを散らかしている。以前は四、五羽は来ていた。それがいまは決まって二羽並んで待機している。
このゴミ集積所の地主に雇われている掃除の方に話を聞いたところ、このカラスは、つがいであるらしい。先に一羽やってきて、高い樹の上から、連れ合いを呼ぶのだという。そろったところで悪戯をするらしい。悪戯といっても、カラスにとっては生き残りをかけた戦いだ。ただちょっと怖いなと思ったのは、以前は頭上高くを飛んでいたカラスが、近頃低空飛行をものにし、人の頭上近くを飛ぶようになったことだ。この方が言うに「頭すれすれに飛ばれてさ、かぶってた帽子がずり落ちそうになって慌てて手で押さえだった」。
どうやら二羽のカラスは、人間と戦ってでもこの集積所を餌場にしようと決めている気配でもある。ヒッチコックの映画「鳥」の襲撃直前の不気味さが思い出された。
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