2025年11月09日インマヌエル秋田・盛岡キリスト教会説教 神谷光一 牧師
説教題『果たしてそのとおりかどうか』使徒の働き17章1~15節
1 パウロとシラスは、アンピポリスとアポロニアを通って、テサロニケに行った。そこにはユダヤ人の会堂があった。
2 パウロは、いつものように、人々のところに入って行き、三回の安息日にわたって、聖書に基づいて彼らと論じ合った。
3 そして、キリストは苦しみを受け、死者の中からよみがえらなければならなかったのです。私があなたがたに宣べ伝えている、このイエスこそ、キリストです」と説明し、また論証した。
4彼らのうちのある者たちは納得して、パウロとシラスに従った。神を敬う大勢のギリシア人たちや、かなりの数の有力な婦人たちも同様であった。
5 ところが、ユダヤ人たちはねたみに駆られ広場にいるならず者たちを集め、暴動を起こして町を混乱させた。そしてヤソンの家を襲い、二人を捜して集まった会衆の前に引き出そうとした。
6 しかし、二人が見つからないので、ヤソンと兄弟たち何人かを、町の役人たちのところに引いて行き、大声で言った。「世界中を騒がせて来た者たちが、ここにも来ています。
7 ヤソンが家に迎え入れたのです。彼らはみな、「イエスという別の王がいる」と言って、カエサルの詔勅に背く行いをしています。」
8 これを聞いた群集と町の役人たちは動揺した。
9 、役人たちは、ヤソンとそのほかの者たちから保証金を取ったうえで釈放した。
10 兄弟たちはすぐ、夜のうちにパウロとシラスをベレアに送り出した。そこに着くと、二人はユダヤ人の会堂に入って行った。
11 この町のユダヤ人は、テサロニケにいる者たちよりも素直で、非常に熱心にみことばを受け入れ、はたしてそのとおりかどうか、毎日聖書を調べた。
12 それで彼らのうちの多くの人たちが信じた。また、ギリシアの貴婦人たち、そして男たちも少なくなかった。
13 ところが、テサロニケのユダヤ人たちが、ベレアでも
パウロによって神のことばが伝えられていることを知り、そこにもやって来て、群衆を扇動して騒ぎを起こした。
14 そこで兄弟たちは、すぐにパウロを送り出して海岸まで行かせたが、シラスとテモテはベレアにとどまった。
15 パウロを案内した人たちは、彼をアテネまで連れて行った。そして、できるだけ早く
彼のところに来るようにという、シラスとテモテに対する指示を受けて、その人たちは帰途についた。
【神谷牧師による説教の要約】
キリストが登場してから書かれた新約聖書の中で「聖書」と言えば、旧約聖書を指している。
パウロの語るキリストの十字架と復活に対して、行く先々で反対するユダヤ人がいる中、ベレアの町の人々が「はたしてそのとおりかどうか」と、それを聖書が示しているか調べ、確信をもって信仰に立っていった。
現代、私たちの周りにいる、聖書を知らない人にとって、それを調べる方法は、聖書を信じている人々の生き方を通してであり、そのようにしてキリストがどのような方であり、何を与えることができるかを知ることができる。
日々祈りつつ、喜びをもって主にお仕えし、そのことを証ししたい。
<ブログ管理人のひとりごと>
すばらしい秋晴れが続いている。見晴るかす山並みの錦。ドングリや栗の実が枝に打ちあたり澄んだ音を響かせる木立を、ゆっくりと歩いてみたい気もするのだけれども、クマとの鉢合わせは避けたい。
教会で不思議なことがあった。誰もが想像も予測もできなかった展開があった。これは人にはできないこと、これは神さまにしかできないこと。そういったある成り行きがあったのだ。人の一生は主の導きによる、私はそう思った。そのような不思議が自分に起こらないとしても、神がこの一事例を私にも見せてくださったことで十分。確かに神さまはいらっしゃる。
以下のURLを辿りますと、それぞれの教会のHPに入ることができます。
インマヌエル秋田キリスト教会 https://localplace.jp/t100303888/
インマヌエル盛岡キリスト教会 https://sites.google.com/view/igm-morioka/
⏰20時07分更新














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